カミーノ・デ・サンティアゴ ♯9
2012-4-18
カミーノ5日目。
La Portela de Valcarce~Vega de Valcance~Ruitelan~Las Herrerias~O cebreiro~Linares~Hospital da Condesa(20.6km)
朝6時半に目が覚めました。誰もいないので気を遣わずに電気を点けることが出来ました。窓の外を確認すると、雨が降っているようだったので、いつも体の前に掛けていた貴重品のカバンもザックの中に入れました。雨の装備を整えて7時半ごろにアルベルゲを出発しました。

出発して3kmほどでベガ・デ・バルカルセに到着しました。昨日、力尽きてたどり着けなかった村です。

開いていたバルで朝食を食べました。食べながら通りを眺めていると、スクールバスが村の子供たちを迎えに来ていました。また、食べていると例の強そうなイタリア人女性とドイツ人女性もやって来て同じ店で朝食をとり始めました。

チョコレートはカミーノ途中の糖分補給用です。

腹ごしらえもしたので出発しました。

着々と村々を歩きました。この辺りは雨も多い地域なので緑も豊かです。景色も昨日、一昨日までとはガラッと変わってきました。どちらかというと日本の景色に似たものを感じます。

ラス・エレーリアスという村で3人の男性が「ブエン カミーノ」と抜かしていきました。この3人はソルジャーの様に大きくて強そうでした。




ここから急な上り道になっていきました。雨の山道には慣れているので平気でした。

ラ・ファバという村に到着しました。雨もきつくなってきたのと、寒かったのでバルでひと休憩しました。初めて見るイギリス人女性と、ドイツ人夫婦もバルで休憩していました。


温かいコラカオを注文しました。店の女主人に天気について聞いてみると、これから先も雨は続くらしい・・・。

体も温まったので先を急ぎました。

天気がよければ、雲上の散歩道だったと思います。




ところが、この村を期に山の様相が一変しました。

目の前に広がる雪景色が怖い。



ここでカスティージャ・イ・レオン州が終わり、ガリシア州へと足を踏み入れます。

振り返ると誰も来ない・・・。人が見えないと不安になります。でも道に迷う心配はありません。

なかなかの雪山です。

正直、4月半ばのカミーノにこんな雪が待ってるとは想像していませんでした。なめていたのかなぁ。

やっとオ・セブレイロの村に到着しました。村のBARには大勢の巡礼者がいました。皆も想像していなかった雪に驚き、寒さで震えていました。BARの中で結束力みたいなものも生まれていました。

チョコラテ・カリエンテとビスコチョを食べました。温かくて美味しかったです。

ウルグアイ人のリリと知り合いました。めちゃくちゃ元気です。この村に留まるか考えていましたが、私と一緒にオスピタル・デ・コンデサまで行くと言いました。

ぞろぞろ出発。しかし、ここにあるアルベルゲで滞在した人も多かったようです。

リリは元気で歩くのが早い。

リリは国道を歩くのが好きなうだったので、「オスピタル・デ・コンデサで会おう」と私はカミーノの道を選びました。

気付けば、雨ではなく雹に変わっていました。

寒かったです。夏用の上下の服に、フリース。ゴアテックスの上下の装備では寒さ対策には不十分でした。

たどり着いたオスピタル・デ・コンデサ。

アルベルゲに入るとリリはいませんでした。どうやら先に進んだようです。私はここに泊まることにしました。
強そうなイタリア人女性とドイツ人女性、スペイン人男性とスペイン人女性がいました。スペイン人女性はmatabyteママに少し似ていてビックリしました。イタリア人女性がスープを作っていました。すると私にも少しくれました。優しい。

まず冷え切った体を温めるためシャワーを浴びました。そして濡れてしまったものを干しました。靴も中までビショビショになっていました。
外は相当の吹雪になってきたようで風の音も凄かったです。イタリア人女性とドイツ人女性はアルベルゲの女の人に頼んでタクシーを呼んでもらい、トリアカステーラという村まで下りていくことにしました。後から知りましたが、この雪のためタクシーでオ・セブレイロ峠をとばした人は大勢いたようです。

スペイン人男性と女性は、「今日はお腹が減っても外に食べに出ない。」と言っていました。寒さよりお腹が減っているほうがマシだそうです。私は食いしん坊なので、お腹が減っていると眠れません。靴を履くのは嫌でしたが、寒さより食事を選びました(笑)。2人に「バルで何か買ってこようか?」というと、「ありがとう。でも大丈夫だよ。」と言いました。
村に1件だけあるバル。めちゃくちゃ優しい女の人の手料理でした。

ガリシア地方の有名な料理で、以前からずっと食べたいと思っていたカルドを食べました。温かい野菜の入ったスープで、冷えきった体に有難い料理でした。

2皿目はトゥルーチャ(マス)のフライを選びました。量が多かったので残すと「頑張れ!」と言われたので全部食べました。

デザートは選べるもの全てがケーキとかアロス・コン・レチェなどで重かったので、フルーツがないか聞いてみました。すると探してくれてミカンとリンゴを出してくれました。
明日の朝の朝食を買いバルを後にしました。アルベルゲに戻ると、スペイン人2人が暖房などをいれてくれないアルベルゲに不満をつのらせていました。私は山で温かいお湯の出るシャワーを浴びれただけで大満足でした。20時ごろにはぐっすり寝ました。
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