Archive for the ‘montaña’ Category

奥穂高~ジャンダルム~西穂高 vol.3

Posted on Septiembre 3rd, 2010, by naranjita

「ジャンダルム」に立てたという喜びで涙が溢れてきそうになりました。しかし、先はまだ長いので気を引き締め直して「ジャンダルム」を後にしました。
これから、向かう稜線。あまりにも長かったのでどういった順で西穂高まで辿りついたか記憶があいまいです・・・。

登山道は一旦、尾根から信州側を大きく下ります。確か、下の写真を下ってきたと思う・・・。

その後、飛騨側にルートを変えたりしながらさらに「天狗のコル」まで一気に下ります。

「天狗のコル」に到着。ここには岳沢に下るエスケープルートがあり、この縦走の中間地点に当たります。

振り返ると、長かった下りの道。

ところで、ここで水がほとんどないことに気付きます!!!しかも、どれだけの水が残っているかは、ザックを下ろして中を空けないとわからないので、ここから残りを調整しながら水を飲むことが出来ない・・・。
「天狗のコル」で10分程度の小休憩をとった後、「天狗ノ頭」を目指して、いきなりの上りの鎖場。一つ目の鎖場の一つ目の足がかりですが、右も左も高すぎます!!私、体硬いんですけど・・・。
「天狗ノ頭」に到着。(写真が減っています・・・。疲労とともにカメラを出さなくなった。)
続いて「間天のコル」へ向けての逆層スラブの下り。岩の断面が全て下向きで、しかも足をかけるところがないので滑るんですが・・・。

今度は「間ノ岳」の頂上へ向けての上り。

上の写真の頂上に着くと、岩に「間ノ岳」と書かれていました。狭いので標識立てれないのかなぁ。写真で見ると大きいけど、実際は小さい岩に書かれていました。

ここから西穂高までアップダウンの繰り返しです。西穂高に着いたと思ったら赤石岳だったり・・・、なかなかたどり着けず、しんどかったです。
12時ごろ西穂高岳山頂に到着。

ここからは、安心して下れるルートです。なだらかな稜線。

ところが、ここから西穂高山荘までの地獄の道のりが待っていました・・・。
というもの、お腹がすいていたので西穂高山頂でお弁当を食べたかったのです。ところが水が一滴もなく、食べると喉が渇くので我慢しました。西穂高山荘までの道は安全なだけに単調で緊張感がとれのか、体の疲れが一気にきました。足が前に出なくなっている上に、お腹がすいて力が出ない。しかもだんだん喉がカラカラになっていき、気がつくとウワサさんとの距離が随分広くなっていました。ウワサさんから見ると、私はかなりブーたれて見えたらしい・・・。ウワサさんは私より先に水切れしていたのに、足取りはわたしより随分マシでした。
地獄の道のりは2時間くらい続きました。西穂高山荘に着くと、ポカリスエットをガブ飲み。お弁当も猛スピードでたいらげ、ご褒美にコーラまで飲みました。

下山に使う予定だった新穂高ロープウェイの最終便が14:45だったので、山荘で力を蓄え、ロープウェイまでの約1時間の下りを始めました。ところで、「ジャンダルム」で出会った若い男性二人ですが、彼らもロープウェイに乗ると言っていました。どうも私たちよりもペースが遅く、途中の尾根で振り返った際に見えた彼らはかなり疲れた様子でした。私たちが山荘を出発する時に彼らの姿が見えたので手を振りましたが、彼らは手を振り返すのがやっとで、足元ふらふらの様子でした。おそらく、水もなくなったんだろうなぁ。ロープウェイに間に合ったのか心配です。
山荘で休憩したお陰で足取りも軽く、14:15のロープウェイに乗ることが出来ました。ロープウェイで下山出来るなんて快適です。ロープウェイ内は観光客ばかりで、ザックを担いでいる私達は違和感を感じます。

新穂高から平湯温泉へはバスで戻りました。ジュースをガブ飲みしたせいか、山道を行くバスに酔ってしまいました。平湯温泉に到着すると同時にベンチに座り込んでしまいました。ここからあかんだな駐車場までシャトルバスが出ていますが、連絡が悪く、最終シャトルバスが出てしまっており、ウワサさんが歩いて車をとりに行ってくれました。私はその間ベンチでダウン。
いつも入浴する日帰り温泉の営業時間が終わっていたので、ウワサさんが歩いている時に見つけてくれたお風呂へ。趣があって良かったです。入浴料は寸志です。

京都に戻ったのは、深夜0時すぎ。とても充実感で溢れていました。
憧れの「ジャンダルム越え」成功!大大大満足です。心残りはYマちゃんと行けなかったこと・・・。次回、トリオで再度挑戦したいです。

奥穂高~ジャンダルム~西穂高 vol.2

Posted on Septiembre 1st, 2010, by naranjita

日の出は5時16分の予定だったので、目覚まし時計を5時に合わせていましたが、目覚まし時計が鳴る前に同室の人達は布団をたたみ、すでに退室していました。部屋には私とウワサさんしかいませんでした。
どうやら日の出前に奥穂高岳山頂に上り、そこでご来光を拝む人も多いようです。

私たちは山荘前でご来光を拝みました。

5時半。ザックを背負って出発。この度の縦走に向けて荷物は極力軽くしました。水もチューブで吸えるタイプのものを購入しました。これはとても機能的ですが、一つだけ欠点があります。それは、後に発覚するのですが・・・。

奥穂高山頂までは、地図に載っているコースタイムで50分。人気の山なので渋滞していましたが、待ち時間も含めて50分以内で山頂に到着しました。

奥穂高山頂から西穂高に向けて稜線が延びています。これから私たちの挑むコース。細く切り立った稜線に気持ちが引き締まります。壮大な山を眺めると、人って本当にちっぽけだなぁと感じてしまいます。奥には早速の難所「馬ノ背」に挑んでいる人が写っていますが、苦戦の末諦めて後戻りしてきました。手前の人は昨日ジャンダルム越えをされ、写真撮影されていました。

「馬ノ背」
山に登る度、高度慣れはしています。景色を楽しむことが出来、写真もたくさん撮っていました。
でも、馬ノ背を難なくクリアして振り返ると、自分でもどうやって下りたか分からず、「あそこに足かけてたよなぁ。」とか思い返している内に、だんだん恐ろしくなってきました。

続いて「ロバの耳」が待ち構えていますが、その前に一旦、飛騨側へ急激に高度を下げます。

ジャンダルムの手前に立ちはばかる「ロバの耳」は、飛騨側の岩壁を上ります。私は上りでしたが、下る方は高度感があり、怖いと思います。

この箇所では、左足が硬い私は足場を確保するのに苦戦し、時間がかかりました。

断崖絶壁のトラバース。気が抜けません。

「ロバの耳」を上りつめると、憧れの「ジャンダルム」がもう目の前に。
「ジャンダルム」に踏み込む前に、下りの鎖場があります。もうひと頑張り。

ところで「ジャンダルム」の頂上へは「ロバの耳」を越えてすぐに直登ルートがありますが、危険なので一般登山者は立ち入り禁止です。信州側から回りこんで西穂高側から頂上へ上るルートがありますが、途中で印がなく、探している内に、ウワサさんは飛騨側の切り立った岩壁側へ出てしまいました。焦ったぁ。また、回り込むルートは断崖絶壁で鎖も張られていないので緊張感を持って通過します。
「ジャンダルム」の頂上へは西穂高側についていた踏み跡を辿ればすぐに上れました。頂上には先着の単独男性登山者がいたので写真を撮ってもらいました。彼が去った後、若い男性2人がやってきました。この日は天気も良かったので、同じルートを通過した登山者は10人弱いたようです。西穂高側からも同じくらいいたと思います。

頂上に風見鶏(?)が挿してありました。

念願の「ジャンダルム」に立ち、有名な難所もクリアしたので、ほっと一息しましたが、ここから、まだまだ緊張を緩められないルートが続くのです・・・。

奥穂高~ジャンダルム~西穂高 vol.1

Posted on Septiembre 1st, 2010, by naranjita

夏の山シーズンは、アレグレの休みに合わせて仕事も休みをとっており、いつでも山に行ける準備を整えています(笑)。
ウワサさんが月・火曜の2連休をとってくれたので、またまた山へ行くことに。残念ながらYマちゃんは休みがとれず、今回は2人だけで山へ行くことになりました。(ごめんね、Yマちゃん。)
毎度のごとく日曜日のアレグレ閉店後、深夜に車で平湯温泉へ向かいます。平湯温泉あかんだな駐車場に到着後、約1時間の睡眠をとり、シャトルバスと低公害バスとを乗り継いで上高地へ。上高地バスターミナルで山岳保険に加入し、早朝7時ごろ、いざ出発。
1日目は、奥穂高の穂高山荘を目指して約7時間の上りです。
涸沢まではいつもの歩き慣れた道ですが、8月に山へ入るのは初めて。緑が多く、また違った装いが楽しめました。
河童橋。

梓川沿い。

横尾大橋。

屏風岩。

本谷橋。

涸沢。

涸沢小屋。12時すぎに到着。ここで昼食と、先月来た際に気に入ったソフトクリームをいただきました。

今までは、ここから北穂高を目指しての上りが多かったですが、今回は奥穂高を目指します。ザイテングラートと呼ばれる道で、雪が遅くまで残り、7月終わりから8月初めごろまではアイゼンが必要となるルートです。もちろん、この季節は必要ありません。
昨年、北穂高~奥穂高縦走をした際、下山ルートにこの道を使っており、下りながら、「上るのはしんどいだろうなぁ。」と思っていました。案の定、かなり疲れました。しかも、虫が多かったので、虫除けシートを帽子に貼っていたところ、虫除けの匂いに自分が気持ち悪くなり、頭が痛くなりました。何より睡眠時間1時間が応えているのでしょうが・・・。

あと20分と書いてありますが、視界にはまだ山荘が遠くに感じられ、騙されているのかなぁと疑いましたが、本当に20分程度で到着します。

穂高山荘には15時ごろ到着。いろいろなルートから入ってくる登山者が集まるので山荘内は賑わっていました。
到着すると、周りがお酒を飲んだりして楽しんでいるのとは対照的に、いつになく私達は疲労困ぱいで無口でした。「この程度の上りで疲れきっていて、明日の縦走は大丈夫なのか?」という気持ちと、「奥穂高~西穂高縦走なんて、私にはまだ早すぎるのではないだろうか。私ごときが足を踏み入れていいものか。」という不安で自然と口数が少なくなっていたのでしょう。

夕食は、人数が多いので2回に分けて呼ばれました。隣に座ったお酒の入った年配の男性グループに「山ガールが2年前からはやっているらしいけど、あなたも山ガール?」などと話しかけられても、いつになく元気が出ない。今思えば、4年前から山に来ている私は山ガールではないなぁ。しかもスカートとかはかないし、どちらかといえば山女だなぁ。

夕食を終え、部屋に戻っても気分が沈んでいる私達・・・。もう早く寝てしまおうと考えていると、同室の単独のお兄ちゃんがジャンダルムを経験していました。話を聞くと、私達の剣岳のように、山初心者で何も知らずにジャンダルムに行ってしまったとのこと。「その時は怖かったけど、行けますよ。」の言葉に気持ちが軽くなりました。それを隣で聞いていた同室の50代のおじさんが、「ジャンダルムいくの?私達昨日、西穂高からジャンダム越えてきたよ。」と話しかけてきました。具体的に、「馬ノ背」と「ロバの耳」が怖かったとおっしゃっていましたが、経験者の話を聞いている内に、「大丈夫だ!!」という気持ちが湧いてきました。
夜7時にもなっていませんでしたが、明日は日の出と同時に山荘を出発しようと思っていたので、寝始めることにしました。ところが、夕食でとなりだった年配の男性グループも同室だったようで・・・。彼らも寝るのが早く、いびきの三重奏。別のおじさんが、「早く寝たもん勝ちやな。」とボソッとつぶやいていました。しかも、私の隣のおじさんは、夜中に何度も、私の布団まで手がパタンと伸びるのでビクッと何度も驚かされました。ホラーやわ。
そんなこんなな夜でしたが、まず布団に入って30分熟睡し、それがかなり疲れを吹っ飛ばしてくれたよう。その後、いびきとホラーに悩まされ、何度も時計を見て時間を確かめていましたが、最後に時間を確かめたのが23時半ごろだったので、そこから朝5時前までは熟睡出来たようでした。
次の日は、まずまずのコンディションで迎えることが出来ました。いよいよ奥穂高~ジャンダルム~西穂高縦走へ。

奥穂高~ジャンダルム~西穂高 vol.0

Posted on Septiembre 1st, 2010, by naranjita

2年前に前穂高~奥穂高を縦走した際、穂高岳山荘の窓から見えた「ジャンダルム」。
ジャンダルムの勇ましい姿を眺めながら、ウワサさんとYマちゃんの前で、「行けるかも・・・。」とポロッと口に出した言葉。あの時は、二人に「無理やろぉ。」という気持ちでか呆れられたけれど、強く願えば思いは叶うものです。
この度、天候にも恵まれ、憧れの奥穂高~ジャンダルム~西穂高縦走を無事終えることが出来ました。

祝!大キレット越え vol.3

Posted on Julio 26th, 2010, by naranjita

南岳小屋で、祝杯を挙げながら下りのルートを決めました。南岳から天狗原に下ることにしました。下りに時間を要しそうだったので「11時半には出発しよう。」と決めました。決めたときから20分は余裕があったと思うのですが・・・。
11時半。ウワサさんと私はザックを担いで出発しようとしました。ところが、Yマちゃんがいない・・・。トイレに行って散歩しているのか帰って来ない・・・。やっと帰って来たと思ったら、まだ山小屋のスリッパ姿だし・・・。前の彼女に愛想つかされた理由が分かったわ!!(笑)。
このルートは、まず南岳の頂上過ぎまで稜線を歩き、その後一気に下っていきます。下の写真のような景色が眼下に飛び込んできます。十分に高度感があるよなぁ。4年前の私ならここでもビビッているだろうから、慣れって凄いなぁ。

因みに、Yマちゃんは上ったり下ったりする時のスピードが半端なく速い。だから出発が遅れても取り戻せると思って平気なのか??
ところでこのルートを使う人って少ないのかなぁ。この日の下りは私達のみだったようだし、上ってくるのもおじいさんが一人いるだけでした。おじいさんはウイスキーを飲みながらのんびりと上っていました。冬山もされるようで貫禄があるなぁ。でもえらく早い時間から飲んでいたので、酔っ払って滑落しないように注意してくださいね(笑)。
ある程度下ると、今度は雪渓の横断の連続です。去年使った槍沢~槍ヶ岳のルートとの合流地点まで雪渓がいくつも見えます。

途中の雪渓でルートを見失いました。竹の棒の目印が風で飛んだり折れたりしているので。雪渓の真ん中でザックを下ろし、道標を探しました。この日は天気が良かったからいいけど、ガスっていたりしたら怖いし・・・。

雪切りのされている雪渓では、野生のサルに出会いました。槍沢の合流地点から雪切りされていた雪渓を振り返ると、サルの群れが歩いていました。サルも傾斜のあるところより、雪切りされた道の方が歩きやすいんだなぁ(笑)。
槍沢の合流地点に到着したのは15時半ごろ。これから槍ヶ岳を目指す登山者に出会いました。ここから結構な時間がかかるんですが・・・。さらに下っていくと、かなりペースの遅い夫婦に出会いました。アイゼンもない上、下の方の雪渓ですら驚かれていたので心配になりました。日も長いし、天気も良いので大丈夫だったとは思いますが、おそらく20時近くに山小屋に入られたのではないかなぁ。
まず最初の山小屋「槍沢ロッジ」に到着しました。この時の私達の体は汗まみれで臭く、「お風呂に入りたい!!」の一心でした。ところが、こちらのシャワーはすでに時間切れでした。山小屋の夜は早いからなぁ。
ここからお風呂を求めて、凄まじい下山が始まりました・・・。地図に書いてある標準コースタイムを大幅に上回るスピードで歩きました。横尾、徳沢と来た時には日も暮れてきました。なのにウワサさんは「どうせなら上高地まで行ってしまいたい!!」と思われたらしく、ヘッドライトを準備し始めました。私は暗いのが怖いので、明神でお風呂があればストップしたかったのに、ウワサさんが強行突破しました。案の定、明神と上高地の間で日がどっぷり暮れ、ヘッドライトを照らしながら歩く羽目になりました。
「ヘッドライト消してみる?」とか言うので私は騒ぎまくり。どちらかと言えば、大キレットより怖かったです。ようやく上高地の明かりが見え、ほっとしました。
まず小梨平キャンプ場にあるお風呂に向かいました。しかし、入浴時間を過ぎてしまっていました。続いて、河童橋を渡ったところにある「五千尺ロッジ」に駆け込みました。すると、薄汚い登山者を見たからか、受付の人に宿泊を拒否されました・・・。
「マジ野宿」が頭によぎりました。上高地まで強行突破したウワサさんは私が切れるのではないかと焦ったらしいです(笑)。
ところが、隣にあった「西糸屋山荘」の方が親切で、私達を受け入れてくれました。しかも、「夕食が終わってしまっているのでカレーしか出来ないけど・・・。」とカレーまで出して下さいました。お風呂も22時まで入ることが出来ました。
食事もいただき、お風呂にも入れたので、強行突破したウワサさんに感謝です(笑)。
因みに、この日一日の登行時間は13時間以上。しかも通常の道でないし。自分達の体力にビックリです。
夜は23時に就寝。私は疲れすぎでなかなか寝付けませんでしたが、二人は熟睡したようでした。
次の日は7時ごろ起床。ウワサさんとYマちゃんは朝風呂までいただいてました。お風呂から穂高連峰が一望でき、快適だったらしいです。
朝食では、一緒になったご夫婦と話をしました。すると、私達が大キレットを越えた前日に大キレットで滑落事故があったそうです。連休前の長雨で地盤が緩んでおり、通常ならしっかりしているはずの岩をつかんだところ、岩が外れ、体が宙に浮き、20メートル滑落したそうです。幸い骨折すらされなかったようでしたが、北穂高山荘に搬送された際はショックが隠せなかったようだったらしいです。
それを聞いて、大キレットに行く前にその話聞かなくて良かったぁと思いました。聞いていたら怖くて行けなかったから。
ところで、ウワサさんの右手の親指に血豆が出来ていました。なんだろうなぁと思っていたのですが・・・、この日京都に帰ってからウワサさんが告白。大キレット縦走中に、急に落ちてきた岩に当たって血豆が出来たそうでした。現地で言ったら私とYマちゃんが怖がると思って気を利かしてくれました。
ウワサさんの血豆は除いて、とにかく無事で良かったです!!Yマちゃんの足も大丈夫だったようだし。
午前中はゆっくり上高地を散策しました。上高地でカキ氷とソフトを食べ、帰途へ。お昼は高山市でそばを食べました。
バイバイ、上高地!!

京都に帰ると、静岡のNEOさんの家に遊びに行っていたmatabyteが富士宮やきそばを買ってきたので、調理してくれました。matabyteも含めて私の家で改めてお疲れ様会をしました。
今回の登山は天候にも恵まれたし、何より念願の大キレットを制覇出来たので最高でした!!
まだ、夏は始まったばかり。次はいつ山に行けるかなぁ(笑)。

祝!大キレット越え vol.2

Posted on Julio 24th, 2010, by naranjita

山小屋の朝は早い。4時半の日の出に起床。日の出を見たいだろうとウワサさんとYマちゃんを起こしました。起こしたことで機嫌が悪くなったらどうしようと思ったけど、二人ともよく眠れたようで寝起きが良かったので安心。

富士山も見えました。

朝食は自炊。山の上で飲むコーヒーや食べるカップラーメンは格別に美味しいです。
18時過ぎ。いよいよ憧れの大キレット縦走に向けて出発。ってYマちゃん、また用意できてないし・・・。起きてから出発まで2時間近くあったのに何してるんやろ(笑)
大キレットの稜線。天気が良いので槍ヶ岳までくっきり見えます。険しい稜線を見て気をひきしめます。

大キレット越えは南岳側からが一般的で、北穂高岳側から出発した登山者は私たちを含めて5人しかいませんでした。すれ違う登山者は20人近くいたけれど。
北穂高直下は、いきなりの急な下り。浮石が多く、落石を起こしてしまいそうになるので、緊張が切れません。誤って落としてまった石は谷底へ速度を増して落ちていくので、下に人がいないかヒヤヒヤしました。
下の写真の鎖場。ここで石を落とさないとか無理だし!!しかも視界は谷底へ吸い込まれていく感じです。(私、下りる時の体の向き逆??この向き危ないよなぁ。)

続いて「飛騨泣き」。離れたところから見ると、「足場はどうするの??」と不安になりますが、しっかり足を置くところがあります。ただ、高度感が半端ないです。でもこの高度感が楽しいんだなぁ。

ここを抜けると「A沢のコル」で、稜線の一番低いところまで来ます。ここではザックを下ろしてゆっくり休むことが出来ます。でも「長谷川ピーク」という岩場が待ち受けています。

ナイフブリッジの稜線。滑落したら死ぬだろうなぁと思いながらクリア。緊張感の持続が大事です。一歩一歩気を引き締めれば大丈夫。

ここから南岳直下の岩場までは比較的なだらかな稜線が続きます。といっても気を抜いたらよろけて谷底に落ちてしまう箇所もあるので集中。

南岳に向けての最後の登り。急な岩場でハシゴが多かったです。すれ違う人に「登り大変やなぁ。頑張りやぁ!!」と声を掛けられるけれど、下りてくる人たちにそっくりそのまま返したかったです。だって、北穂高岳直下の上りは比にならないくらいしんどいと思うから(笑)。

南岳に到着。大キレットの眺望が最高の獅子鼻。来た道を振り返ります。

一年ぶりに帰ってきた南岳小屋で、缶ジュースで乾杯!!無事に大キレットを越えたことを祝いました。
時刻は午前10時。まだまだ時間があるので下山することに。ここから長い下山道が待ち受けていました・・・。この時はまだ思いもしなかったけど・・・。