祝!大キレット越え vol.2
山小屋の朝は早い。4時半の日の出に起床。日の出を見たいだろうとウワサさんとYマちゃんを起こしました。起こしたことで機嫌が悪くなったらどうしようと思ったけど、二人ともよく眠れたようで寝起きが良かったので安心。

富士山も見えました。

朝食は自炊。山の上で飲むコーヒーや食べるカップラーメンは格別に美味しいです。
18時過ぎ。いよいよ憧れの大キレット縦走に向けて出発。ってYマちゃん、また用意できてないし・・・。起きてから出発まで2時間近くあったのに何してるんやろ(笑)
大キレットの稜線。天気が良いので槍ヶ岳までくっきり見えます。険しい稜線を見て気をひきしめます。

大キレット越えは南岳側からが一般的で、北穂高岳側から出発した登山者は私たちを含めて5人しかいませんでした。すれ違う登山者は20人近くいたけれど。
北穂高直下は、いきなりの急な下り。浮石が多く、落石を起こしてしまいそうになるので、緊張が切れません。誤って落としてまった石は谷底へ速度を増して落ちていくので、下に人がいないかヒヤヒヤしました。
下の写真の鎖場。ここで石を落とさないとか無理だし!!しかも視界は谷底へ吸い込まれていく感じです。(私、下りる時の体の向き逆??この向き危ないよなぁ。)

続いて「飛騨泣き」。離れたところから見ると、「足場はどうするの??」と不安になりますが、しっかり足を置くところがあります。ただ、高度感が半端ないです。でもこの高度感が楽しいんだなぁ。

ここを抜けると「A沢のコル」で、稜線の一番低いところまで来ます。ここではザックを下ろしてゆっくり休むことが出来ます。でも「長谷川ピーク」という岩場が待ち受けています。

ナイフブリッジの稜線。滑落したら死ぬだろうなぁと思いながらクリア。緊張感の持続が大事です。一歩一歩気を引き締めれば大丈夫。

ここから南岳直下の岩場までは比較的なだらかな稜線が続きます。といっても気を抜いたらよろけて谷底に落ちてしまう箇所もあるので集中。

南岳に向けての最後の登り。急な岩場でハシゴが多かったです。すれ違う人に「登り大変やなぁ。頑張りやぁ!!」と声を掛けられるけれど、下りてくる人たちにそっくりそのまま返したかったです。だって、北穂高岳直下の上りは比にならないくらいしんどいと思うから(笑)。


南岳に到着。大キレットの眺望が最高の獅子鼻。来た道を振り返ります。

一年ぶりに帰ってきた南岳小屋で、缶ジュースで乾杯!!無事に大キレットを越えたことを祝いました。
時刻は午前10時。まだまだ時間があるので下山することに。ここから長い下山道が待ち受けていました・・・。この時はまだ思いもしなかったけど・・・。
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